グループマネージャ×スペシャリスト

クロストーク現在のキャリアを築いた
ターニングポイント
GM(グループマネージャ)
2000年入社
愛媛大学
法文学部 卒業SP(スペシャリスト)
1998年入社
岡山大学
教育学研究科 卒業

Q.きっかけとなったプロジェクトは?
【K】入社6年目に首都圏へ異動となり、その4年後に今も在籍しているプロジェクトに単独派遣で入ったことが私のターニングポイントです。たった一人で信頼関係を築くことの難しさを感じながらも、目の前の仕事を成功させることで次の仕事を取り、そこで指示された以外の提案も行う地道な活動を継続。2〜3年かかりましたが、年々増員を要望されるようになった時には、大きな手応えを感じました。優秀なメンバーに恵まれ、チームを構えて複数のサブシステムの開発支援を担えるまでに増員を実現し、2018年にマネージャ職に任命され、今に至ります。

【A】私のターニングポイントも東京です。自治体関係の新規立ち上げのパッケージプログラムの適用に携わるプロジェクトです。入社してから一貫して自治体業務システムの開発・保守に携わっていますが、東京で初めてJavaを使うことに。2009年当時、そこに集まった全員が未経験。システムを設計する前の要求定義からすべて自分で行う必要があったので、必死に食らいついてやりました。2年経ち、一区切りついた段階で岡山に帰ることを選択。自治体の業務を積み上げてきていた経験を認めていただき、今は専門職として単独で派遣先に常駐し、自治体のシステムに関わっています。

Q.キャリアのやりがいと今後の目標は?
【K】人材育成はマネージャにとって大きなテーマ。特に若手社員や新入社員の成長を考え、前向きなマインドセットとスキル、この両輪をバランスよく育てていくことを心がけています。若手から学ぶところも多く、それが私のプラスになっています。これから必要とされるテクノロジーに、DX/AI/5G/IoT/量子コンピュータという5つのキーワードがありますが、実際に開発・提案できる人材を要望される案件が増えています。お客さまに貢献することをモチベーションに掲げるメンバーが多いので、まずはお客さまが求めるスキル要件を目指し、学び直せる人財育成プログラムを検討していきたいと思っています。

【A】派遣先では私もチームの一員なのですが、一人で動ける案件をそれぞれが担当し、お客さま対応から設計・製造・テストまで、すべて個々に任されているので自由にできるのがいいところです。例えば、最初に決まった仕様設計が実装に合っていない時に、お客さまの要望を踏まえて、より良い方向に提案することも。もちろん最終的な承認は得ますが、自分の裁量で提案できることにやりがいを感じます。自治体関連のシステムは全国的に標準化対応という大きな波が来ているため、今後はその準備をしていくこと、さらにその後も考慮して、データサイエンスやAIについても勉強していこうと考えています。